「開発を、一旦止める」東海林養鶏場さんの取り組みが事例集に掲載されました
こんにちは、小野寺です。
先日の放送のご報告に続いて、もうひとつ嬉しいお知らせです。
2021年から3年間、農林水産省の「エグゼクティブプランナー事業」でご一緒した、秋田県の東海林養鶏場・東海林さん。その取り組みが、農山漁村発イノベーション中央サポートセンターの公式事例集に掲載されました。
東海林さんは「至福のたまご 黄身の余韻」という、一度食べたら忘れられない卵を育てている方です。当時、次々と新しい商品開発に意欲を燃やしていらっしゃいました。
そんな東海林さんに、私はこうお伝えしました。「一旦、試作をストップしましょう」と。
やりたいことが溢れている方に手を止めてくださいと言うのは、正直、心苦しいものでした。でも、すでにある強いブランドの“売り方”には、まだ伸びしろがある。つくる力は十分で、足りないのは「届ける」工夫のほうだったのです。
そこから、直売所のPOPや売り方を見直し、ふるさと納税や郵便局での無人販売など、販路を一緒に広げていきました。事例集の中で東海林さんが「開発だけではだめ、販売までこぎつけることが大事だと学んだ」と語ってくださっていて、じんわりと嬉しくなりました。
つくる力と、届ける力。その両方がそろってはじめて、想いはお客様のもとに届きます。これからも、その橋渡しの伴走を続けていきたいと思います。
今回は以上です。

