新JAS制度の説明会に参加してきました。

今日はさいたま新都心の合同庁舎に新JAS制度の説明会に参加して来ました。

 

まだ席が空いてますが、開始直前には、ほぼ満席となりました。

小野寺は申込みをしそびれていて、近隣箇所で空いていた開催は参加したこの追加開催だけでした。興味を持たれている方が多いことがわかります。

 

今後、様々な分野での輸出、国際化に日本独自規格と国際規格をシンクロさせて日本の強みを活かせるようにするのが趣旨のようです。

強みのアピールに繋げるアイデアとして、品質・プロセス・サービス・マネジメント企画、試験方法を規格化していくといった内容でした。ちょっとわかりずらいですね(笑)

 

私が関わっている食品、農水産品などでいえば、日本の伝統的な作り方、使い方を規格化することや、農産物の熟度や水産物の鮮度の指標の測定方法をを規格化するといったものでした。サービス業では、接客方法を規格すると・・・。

個人的には試験測定の規格化は面白いなと思い、どういうものなのかもう少し知りたいと思って説明会終了後に個別に質問して聞いてみたところ、今回説明があったものは現時点では構想段階でまだまだこれからとのこと。

3年くらいかけて規格化していくと説明会でも説明していましたが、実際に3年は長すぎるので、案件によっては1年半、2年くらいで規格化できればよいと考えている。今回の改正も実際には、業界内でコンセンサスが取れているものについて、先ずは国として規格化していくというところとのことでした。

 

なるほど。

 

詳細、その手前の枠組みづくりから、まだまだ、これからという段階のようでした。

今後の動向も気にしていきたいと思います。

 

関係資料は農林水産省ホームページのこちらからダウンロードできるようになっていますので、ご参考まで。

 

平成29年8月「新たなJAS制度説明会」

http://www.maff.go.jp/j/jas/170817.html

 

平成29年JAS法改正について

http://www.maff.go.jp/j/jas/h29_jashou_kaisei.html